痔に効く漢方≪乙字湯≫の飲み方間違ってませんか?

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痔に効く漢方≪乙字湯≫

痔に効く薬・サプリメントはいくつかある中で

≪乙字湯≫は、なくてはならない漢方の一つです。

ただし、ただ飲めばいいというわけではありません。

ちゃんと、乙字湯がどうやって効くのかを

理解して飲むかそうでないかで、全然違いますので

その辺を、一緒にみていきましょうね

効能・効果

体力中等度以上で、大便がかたく、便秘傾向のあるものの次の諸症:

痔核(いぼ痔)、きれ痔、便秘、軽度の脱肛

配合生薬(成分・分量)

漢方製薬研究所の乙字湯の成分です

トウキ:4.00g  カンゾウ:1.33g
サイコ:3.33g  ショウマ:1.00g
オウゴン:2.00g  ダイオウ:0.67g

飲み方

次の量を1日2回朝夕の食前または食間に、水または白湯にて服用すること。
大人(15歳以上) 1回量1包
7歳以上15歳未満  1回量2/3包
4歳以上7歳未満 1回量1/2包
2歳以上4歳未満 1回量1/3包
2歳未満 1回量1/4包。

上記は漢方製薬研究所の乙字湯の用法用量になります。
他の製品では毎食のものもありますが調整方法は同じです

乙字湯の成分のところで紹介していますが、

オウゴン・ダイオウは瀉下薬、特に腸を刺激する作用があるので

いきなり1日2回、標準量を服用すると、人によっては

おなかが痛くなってしまうことがあるので

1日1回から始めることをお勧めします。

1回量も半分から減らしていくのもよいでしょう。

自分の便秘の状態で調整していきましょう。

増やすときは、標準の量まで行けると

考えてもらって大丈夫です。

痔と便秘についての注意点は下から確認していきましょう

痔を育てない・作らせない方法・7選
今回は、お題の通り、皆様が一番気にしているテーマについて話していきたいと思います。内痔核は、言ってしまうと生活習慣病です(*´ω`*) 外科的手術や注射療法で、痔が小さくなったとしてもまた、育ててしまっては意味がありませんよね。 ですから、痔を育てない・作らないことが大切になります まずは、その方法を一個ずつ確認していきましょう

薬の効き方と効果がでる時期について

乙字湯が期待される効果として、

1、便秘の改善
2、痔の炎症を抑える
3、脱肛(イボ痔脱出)の改善
まず、便秘の改善は、比較的初期に出てきます。
はやければ、次の日にでてくると思いますので
トイレのタイミングには注意してください
人によってはおなかの痛み、差し込むような痛みがあるかもしれないので
仕事や予定があって気になる方は、次の日が休みの日の前日から
始めてみましょう。
お通じがよくなれば、肛門にかかる負荷は減りますので
内痔核のサイズを小さくしたり、
新しい内痔核を作るのを予防します。
次に、肛門の炎症、脱肛の改善についてですが
これは、症状によって変わってきますが
少なくとも一カ月ぐらいは様子を見るとよいでしょう。
私の時は、脱肛が一週間ぐらいで改善傾向がみられました。
一番症状がひどいときは、立ち仕事をしていると
脱出していたのですが、服用を継続していくと
排便時以外に、脱出しないことに気が付きました。
そのときに、ほんとにほっとしたのを覚えています。
切らずとも、改善するんだと確信したときです!!
もちろん、生活リズム、排便環境などの改善も大切です
ちなみに、肛門の出血や腫れが強い場合は
座薬や軟膏を併用してもよいでしょう。
外用剤について、別で紹介していきます。

乙字湯まとめ

痔の症状を改善できる良い漢方薬ですが、
飲み方を間違えると使いづらい薬になっていますので
注意が必要でしょう
毎日服用することは大切ですが、瀉下薬(下剤)として作用があるので特に飲み始めは注意しましょう。量を調整しながら服用しましょう
乙字湯を飲むだけではなく、一緒に排便環境を整えましょう
上記を踏まえて、しっかり付き合っていきましょうね

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